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Channel: 女弁護士日記
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7月10日

 午前中に相談に来たA子は、約1時間しゃべりっ放しだった。  自分がいかに母親に尽くしたか。嫁にも行かず、60歳まで、ひたすら母親の面倒をみて来た。兄嫁は、何もせず、夫婦で旅行をして遊んでばかりいた。妹も結婚して鹿児島で生活し、この10年一度も母を見舞っていない。自分だけが不幸な人生だ……。  いったい私に何を相談したいのか、さっぱりわからない。...

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7月20日

 先月24日、仙台市の街頭で歴代の仙台弁護士会の会長12名がマイクを握って、市民に集団的自衛権行使反対、安保法案廃案に向けてのアピールを行った。  長老は、80歳近い。  皆、それぞれ自分の言葉で、政府が合憲の根拠としている砂川判決の解釈の誤り、憲法9条の趣旨、それをはずれて外国で戦争をすることの危険、太平洋戦争の反省点はどこにあったか等を原稿もなしに格調高く訴えた。...

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8月10日

 A子は、夫の不貞相手から慰藉料を取りたいと言う。  「夫は、不貞を認めているの?」と私が聞くと、A子は、「夫は否定しています。夫は、私の妄想だと言うのですが、ちゃんと相手の女性はわかっているのです。夫のゴルフ仲間のB子です」と言う。...

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8月20日

 離婚した夫C男から、子どもとの面会を求める調停を出されたD美。  D美は、子どもをC男に会わせたくない。なぜなら、結婚生活中C男は、まったく父親らしいことはしなかった。...

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9月10日

 A男は、以前交際していたB子から、A男の子を産んだということで、慰藉料や養育費を請求された。  A男は、今後もう一切B子と関わりたくないということで、B子に1000万円近い金額を払い示談した。その示談書を私が作成して、A男とB子は、今後一切何の請求もしないという条項に、双方納得して署名・押印したのだった。それが1ヶ月前。...

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9月20日

 夫から離婚の調停を出されたC子が、依頼に来た。  夫婦で蕎麦屋を経営しており、収入も順調なので、C子は離婚したくないと言う。夫が離婚したい理由は、C子の怠慢な態度で、家や店の掃除も後片付けもしない、妻に経理を任せているが、野放図な支出で金銭感覚がない、というものであった。...

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10月10日

 A男は、妻B美から性格不一致を理由に離婚を言い出され、B美の意思が固いならと離婚に応じたが、離婚後B美の不貞が判明した。しかも、不貞相手は、娘の高校時代の家庭教師だった。  A男は、憤ってB美と元家庭教師に慰藉料請求事件を提訴した。...

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10月20日

 顧問をしているC社が訴えられた。  1年前に退職した従業員Dから、在職中、自分の父・叔母が亡くなったのに、会社で定めている弔慰金がもらえなかったという内容だ。  C社の担当者が、帳簿を持って私の事務所に依頼に来たが、見ると、ちゃんとそれぞれ弔慰金を5万円、3万円と支払っている。  そこで、私は、その旨答弁書に書いて裁判所に提出した。...

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11月10日

 A子夫婦と子どもらの住んでいる借家は、夫名義で借りていた。  しかし、夫婦が不仲になって、夫が家を出て実家に戻り、親と同居したのを機に、夫とは別居生活を送っている。  夫は、A子と子どもらの住んでいる借家の家賃を払ってくれないので、A子が払うことにした。そこで、借家の賃貸借契約も、A子の名義に書き換えたいと思い、夫にその旨話したところ、夫は了承してくれた。...

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11月20日

 B夫は、身体に障がいがあり、施設で生活していたが、この度やっと仕事を見つけて、障がい者年金を受けながら自立する目途がついた。  職場に近い場所に借家を探していたところ、入所していた施設の紹介で、障がい者年金を受けている人のため、安く借家を提供してくれる家主が見つかり、家賃月3万6000円ということで、喜んで引っ越した。...

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12月10日

 A男は、定年退職して時間ができたので、隣地に一人で住む70才の男性B太郎の生活の面倒をあれこれとみるようになった。B太郎の家の草刈り、落と葉掃き、建具の不具合の調整、柵を吊ったり、電球を取り替えたり。...

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12月20日

 C子は、いま夫と離婚の裁判中だ。  夫の代理人弁護士の書面には、厳しいことがたくさん書いてあるし、要求も厳しい。子ども名義で預金しているのは、夫婦の共有財産だからC子が管理している中から半分は渡せ、また、C子の方が預金がたくさんあるのは、夫の給料で生活しているため、C子の収入をすべて預金できていたからなので、その半分も財産分与して渡せ、というものだ。...

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1月10日

 ローカル線の電車で、向かいの席に座っていた男性から、突然「なにか美味しい物を食べに行こうか」と声を掛けられた。  「えっ?、この歳の私にナンパ?」とびっくりしていたら、立て続けに、「その前に公園で、キャッチボールする?キャッチボールするのも、久しぶりだね」と言われて、さすがにおかしいと気がついた。男性の視線も、私を見ているようで見ていない。  その男性は、それからも、独り言を言い続けている。...

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1月20日

 家庭裁判所の当事者の待合室には、絵本や雑誌等が常備され、待っている人が自由に読めるようになっている。  子ども向けの絵本は、「おうちがふたつ(クレール・マジュレル著)」とか、「パパどこにいるの?(ベス・ゴフ著)」とか、両親が離婚協議中の子どもの立場を考えているものが多い。...

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2月10日

 今年は暖冬かと思っていたら、ドカ雪が降った。重く湿った雪だ。  我が家は、角地にあり、ガレージと門の間も距離があるので、雪かきが大変だ。早朝から1時間もやったら、腰が痛く、へとへとになった。  東北の老人世帯は、大変だとつくづく思う。郊外の一軒家を売って、都心のマンションに住みたくなるというのもよくわかる。...

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2月20日

 古川の裁判所に車を運転して出張した帰りの運転中、いつも車のドアポケットに入れてあるはずの運転免許証が見当たらない。  それまでは、いつものところに免許証があると思って、バンバンとばして来たが、免許証不携帯か?と思ってからは運転がもの凄く慎重になった。スピード違反しないことはもちろん、普段なら行ってしまう黄色信号でも止まり、一時停止も標識前できちんと止まり、まさに模範運転だ。...

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3月10日

 元プロ野球の清原和博選手が、覚せい剤所持と使用で逮捕されたニュースにショックを受けた人はたくさんいただろう。  私も覚せい剤の刑事弁護人を何件もやったが、なかなかやめられずに再犯に及ぶ人が多い。覚せい剤を使用し続けると、骨や歯がボロボロになったり、幻覚が現れたりする。...

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3月20日

 私の自宅の近くに、仙台市地下鉄東西線の川内駅がある。毎日通勤や買物の際に駅付近を通るが、いつも閑散としている。  東北大学に通う学生は、相変わらず自転車やバイクが多い。  仙台市が平成15年8月に鉄道事業許可申請書に記載した平均利用者数の見込は、11万9000人であった。そして平成37年度には1日平均14万9000人が利用するという予測であった。...

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4月10日

 A子は、もう3年も夫と別居している。  離婚調停を依頼された私は、夫婦の間に未成年の子どもはいないし、性格の不一致で別居したのだから、子どもの親権や慰藉料の問題はないと考え、専ら財産分与についての請求に重点を置いた申立書を提出した。...

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4月20日

 B夫が、飲み屋で喧嘩して殴られケガをしたので、相手に治療費と慰藉料を請求した事件で、私は、B夫の代理人としてB夫自身の尋問をしたが、持ち時間は30分。  酒場での位置関係、口論の原因、相手の腕力の強さ、ケガの程度、治療内容、被害感情を事前に打ち合わせしていたので、スムーズに30分の尋問時間でおさまった。  次に、相手の尋問を相手の弁護士がする。同じく尋問時間は30分。...

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